原付のボアアップとは?やり方と申請方法を解説!メリットデメリットも知っておこう

排気量が50ccまでの原付バイクはボアアップすることで簡単にそれ以上の排気量にすることができます。

ただし、これを行うことで原付免許では乗れなくなってしまうので、行う場合には小型自動二輪免許以上を所持していないといけません。

また、排気量が上がった場合には、役所への申請が必要になります。

ボアアップすることによって排気量が上がるメリットだけでなく、デメリットも存在します。

ボアアップとは?

ボアアップの「ボア」とは、エンジン内のシリンダーの大きさのことです。

これを広げることをボアアップと言い、それによってエンジン自体の排気量を上げることができます。

逆に言うと、原付のエンジンは排気量を50ccまでに抑える為に遭えて小さいシリンダーを使っているのです。

バイクのエンジンの排気量のクラスで50ccの上は80ccになりますが、実は50ccと80ccはエンジン自体はほとんど一緒で、このボアによって排気量(と馬力)を調整しているのです

 

ボアアップのメリットデメリット

ボアアップのメリットデメリット

ボアアップを行うことでそれまでの50cc以上の排気量になる為、パワーが一気に上がります

およそ80ccクラスまでは上げることができるので、元々80ccのエンジンにも引けをとらない馬力になるでしょう。

実際にも小型自動二輪免許以上を取得し、原付バイクからステップアップしたい時に、新しいバイクを買う前にまずは手持ちの原付をボアアップするといったことがよく行われています。

しかし、原付バイクはエンジン以外の箇所も元々の50ccの排気量用に調整されています

CVT変速のスクータータイプのバイクではプーリーという部品がギアに相当しますが、これも大きくした排気量用のものに変えないと折角のエンジンのパワーアップの恩恵をあまり受けることができません。

そのままでは50ccだった頃より簡単に回り切ってしまうので、加速こそ以前より良くなりますが、最高速はほとんど変わりません

変速ギアが付いているバイクの場合、ギアボックスごとの交換が必要になってしまいます。

また、ブレーキや足回りもパワーアップしたエンジン用に強化しないとすぐにガタが出てきてしまうかも知れません。

このように、ボアアップを行う場合はその他の箇所も合わせて調整を行わないといけないのです。

そして、原付免許では乗れなくなるという点を忘れないでください

必ず小型自動二輪免許以上を所持してから行ってください。

 

ボアアップのやり方

ボアアップを行うには、エンジンをバラしてその中のシリンダーという部品を付いている50cc用のものからそれ以上の排気量のものに付け替えます。

やること自体はこれだけなので、充分に1人だけで行うことができます

特に機械いじりが好きな人であればそれほど難しくないでしょう。

その為の”ボアアップキット”というものが発売されているので、その原付に合ったものを手に入れてください

この商品には80ccなどと記載があるので、上げたい排気量のものを選びます。

必要な工具は別に揃える必要があり、トルクレンチがあるとより便利です。どれもホームセンターなどで手に入る範囲なので、手持ちでない場合は揃えてください。

もしうまくいかなかったり、元に戻せなくなってしまっても自己責任なので、その点には留意の上で行ってください。

最初からバイク屋さんに行ってもらうこともできますが、1~2万円は工賃を取られるのは覚悟しておいた方がいいでしょう。

役所への申請方法

ボアアップをした後は必ず役所にそれまでのナンバープレートを外して持って行き、まずそのバイクをボアアップしたことを伝えてください。

次に渡された各種の書類に記入をしますが、この際には捺印も必要になるので必ず印鑑を持って行ってください。

手続き的には一度原付としては廃車にして、小型自動二輪として再登録するという形になります。

これは役所によって異なりますが、中には書類にどのようにボアアップをしたか(新しいシリンダーの直径など)という記載が必要になることもあるので、ボアアップキットの説明書も一緒に持って行くことをおすすめします。

この手続きには特に費用は掛かりません。

最後に黄色い80ccまでの小型自動二輪用のナンバーが交付されるので、それに付け替えてください。

また、この後に加入している自賠責保険の方にも必ず連絡してください。

自賠責は125ccまでは一緒の料金なので、連絡をして登録を50ccから変更してもらうだけです。

これを行っておかないといざ事故を起こしてしまった時に保険が下りないことがあるので注意してください。

 

まとめ

原付のボアアップはそれより上の免許をとった際に、その免許を活用してそのまま同じバイクに乗る手段としてはとても有効だと言えるでしょう。

原付の30キロ制限から開放されて、大きな交差点で二段階右折を行う必要も無くなります。

ただし、エンジンだけのパワーアップはバイク全体のバランスを考えると危険です。

必ずその他の部分の調整も同時に行ってください。

特にブレーキは必ずそれまでより効きを良く調整することをおすすめします。

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