有料道路を通過する際にETCがあればとてもスムーズに通過できて便利なため、最近ではETCと取り付けているバイクが非常に多くなりました。
ですが、一度取り付ければOKではなく、ETCの再セットアップが必要な場合があります。
再セットアップをせずに乗っていると、 ETCが利用できなくなります。
そのようにならないためにも、再セットアップが必要な場合とETCの再セットアップ方法を知っておきましょう。
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ETCの再セットアップが必要な場合
バイクのETCを再セットアップをしなければならないケースとして最も多いのは、中古で購入したバイクに最初からETCが付いていた場合です。
その他にも、ETCを取り付けているバイクのナンバープレートが変更になった場合や、他のバイクに取り付けていたETCを貰う等してセットアップされている情報に変更が生じた場合にも再セットアップが必要となります。
このETCの再セットアップが必要となる理由としては、車種により料金体系が異なる有料道路を通過する際に、料金のミスを起こさないようにする為で、必要となる車両の情報をETC車載器に登録して利用可能な状態にする必要があるのです。
これは軽自動車・普通車・特大車等と細かく区分されている自動車だけでなく、軽自動車のみに区分されているバイクもETCの再セットアップが必要となるのです。
ETCの再セットアップ方法
バイクのETCの再セットアップは個人で行うことは出来ません。
これはETCの再セットアップにはETCの安全性を守るためにも暗号処理や高度なセキュリティが施されており、セットアップの技術力や信頼性の高さの審査をクリアした登録店だけに限られているからです。
その為、登録されていない店舗や個人で再セットアップを行うことが出来ないのです。
再セットアップを行う方法としては、既にバイクにETC車載器が取り付けられている場合には、そのバイクをセットアップの登録を受けているオートバイ販売店やオートバイ用品店に持っていく事で受けられるます。
しかし、注意しなくてはいけないのは、友人等からETC車載器を譲り受けるなどした際に、ETC車載器のみを店舗に持って行ったとしても再セットアップを受けることが出来ないという点です。
これはETC車載器の不正使用を防止する為で、まだバイクにETC車載器を搭載していない場合には取り付けを行った上で再セットアップを行うことになります。
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再セットアップの費用や必要なものは?
バイクのETCの再セットアップを行う際に必要となる物としては、
・ETC車載器
・車検証(軽自動車届済証)
・身分証明書
・車載器管理番号
・再セットアップ料金
の5つになります。
注意点としてはインターネット上に「再セットアップにはETC車載器は必要ない」と書かれている場合がありますが、再セットアップ時にはETC車載器が必要となります。
また、車載器管理番号は該当するETC車載器を最初にセットアップされた時のセットアップ申込書やセットアップ証明書に記載されている番号です。
もし、申込書や証明書を紛失してしまっている場合には、ETC車載器に貼られているラベルにも番号が記載されているので、その番号を確認するようにして下さい。
しかし、車載器に貼られているラベルは取り付け方によっては確認が難しくなっていて、1度車載器を取り外して確認する必要がある場合もあるので注意が必要となります。
再セットアップ料金に関してはお店によっても異なりますが、3,000円前後が平均的な料金となっています。
まとめ
ETCの再セットアップはナンバープレートが変わった場合や、他人から譲り受ける場合など、登録されている情報が変わったときに必要になります。
再セットアップしないとETCが利用できなくなりますので注意してください。
また、再セットアップは個人ではできないため、お店にしてもらう必要があります。
費用は平均して3,000円ほどが相場であまり高くありませんので、忘れずに再セットアップするように気をつけましょう。