中型バイク免許とは普通自動車二輪の免許のことを指します。
このバイク免許を取得することで非常に多くの車種のバイクが乗れることから、
数あるバイク免許の中でも基本的な免許として知られ、そして人気が最もあるバイク免許です。
今回、この中型バイク免許の条件や取得の流れについておはなし、まとめました。
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目次
中型バイク免許取得の年齢は?
条件は、16歳以上であれば取得可能です。
つまり高校生でも取れてしまう免許なので車の免許よりも若い年齢で取れるという大きなメリットがあります。
この免許は400㏄未満のバイクを乗ることができるという免許で、400㏄を含む400㏄以上のバイクは乗れませんが、
それより小型のバイクはすべて乗れる免許です。
若い年齢でも高速道路や有料道路なども走行できるバイクに乗れることは大きなメリットがあります。
また、四輪車のようにAT限定という免許とMTも含めた免許が存在し、それぞれ別の免許になっています。
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中型バイク免許取得までの流れは?
取得までの流れは2つあります。
- 直接運転免許試験場へ行って試験を受けて取得する方法
- 教習所へ通って取得する方法
です。
直接免許試験場へ行って取得する方法
直接免許試験場へ行って取得する方法は、「一発試験」(飛び入り)とも言われています。
これは、学科試験や技能試験を各都道府県の免許試験場(場所によっては免許センターという名称)で受けて合格すれば、
そのまま免許がもらえるものです。
この流れは、
- 免許試験場へ連絡(場所によっては直接可能なこともある)し受験する旨を伝える
- 試験場で技能試験、学科試験を受験する
- 合格したら取得時講習という授業を受ける
- 応急救護講習を受ける
という流れです。
基本的に技能試験は難しく、よほど私道などで訓練を行い、
普段から運転免許試験場の見学、二輪車安全講習を受講していないと難しいとされていますが不可能な流れではありません。
教習所へ通って取得する方法
一方教習所を利用する流れとしては、
- 教習所へ入校し、技能19時限、学科26時限(最短)の授業を受ける
- 卒業検定を受けて教習所を卒業する
- 免許試験場へ行き手続きをする
- 学科試験を合格する
一発試験の場合と異なり、学科試験はありますが、技能試験が免除され、取得時講習や応急救護講習も免除されるため、
費用は掛かりますが免許試験場に行った際の試験は非常に簡単というメリットがあります。
そのため多くの方が中型バイク免許を取る場合、教習所へ入校して免許取得を目指すのです。
- 一発試験の方が費用が安くすぐに取れるが合格が難しい
- 教習所の場合は時間と費用が掛かかるが免許が取りやすい
という特徴がそれぞれの流れの傾向で、多くの人は教習所へ行く方を選択します。
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中型バイク免許取得の費用は?
中型バイク免許の取得の費用は、取り方によって変わってくるため、それぞれ詳しく紹介します。
直接免許試験場へ行って取得する方法
一発試験の場合は、
- 試験手数料2,600円
- 交付手数料2,050円
- 試験車使用料1,450円
- 取得時講習受講料16,200円
合計で22,300円となります。
教習所へ通って取得する方法
一方教習所の場合は、詳細な金額が教習所によって若干異なるので、一概には言えません。
しかし、相場的には自動車免許を持っている場合、授業時間が減る関係で安くなったり、合宿の場合も集中的に行う関係で安くなったりします。
それぞれについて相場を紹介すると、
免許を持っていない場合
免許を持っていない場合は、通常の費用が
- AT車の場合が約13万円
- MT車の場合は約14万円
ほどかかります。
免許を持っている場合
免許を持っている場合は、
- AT車が約7万円
- MT車が約8万円
と少し安くなります。
合宿の場合
合宿の場合は時期によって異なりますが、
免許なしの場合、
- AT車が約10万円~12万円
- MT車は約11万円~12万円
ほどで、
免許ありの場合、
- AT車が約8万円〜10万円
- MT車が約9万円〜10万円
程度になります。
また、これに5,100円の免許試験場の試験料などがかかります。
ココがおすすめ
教習所によっては1万円程度の学割を行ってくれる場合もあり、調べておくのがオススメです。
まとめ
中型バイク免許は、学生でも高速道路に乗れるバイクに乗れる免許です。
取得は免許試験場へ触接行く一発試験と教習所を卒業して実技免除の試験を免許試験場で受けられる方法の2つがあります。
費用は一発試験が22,300円,教習所の場合は教習所や免許の有無によって異なりますが
8万円から14万円程度(免許センターの試験費用含む)かかります。
興味があれば一度免許取得を検討してみてはいかがでしょうか。