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バイクのチェーンのサビ防止方法や落とし方、交換時期について解説!

たけし

田舎のバイクショップで店員をしています。 愛車はホーネット。

バイクのチェーンはとてもデリケートであり、定期的にメンテナンスしてあげないとすぐにサビてしまいます。

チェーンがサビた状態で走行してしまうと事故につながる危険性があるため、万が一サビてしまった場合にはサビを落とす必要があります。

今回はサビをできるだけ防止する方法やサビの落とし方、チェーンの交換時期について解説します。

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バイクのチェーンがサビることによって起きる問題

多くのバイクでは、エンジンの動力を駆動輪に伝達するの方法にチェーンを使用しています。

このチェーンは金属で作られているので、何もメンテナンスをせずに放置しているとサビが発生してしまうことも少なくありません。

バイクのチェーンにサビがあるとどの様な問題があるのが調べてみたので紹介します。

 

・駆動輪にエンジンの動力を伝達する効率が低下してしまう

チェーンにサビが発生してしまうと各関節部の動きが鈍くなってしまい、エンジンの動力を駆動輪に伝達する過程でチェーンが動力を奪ってしまうことになります。

その為、同じ速度で走るのに必要以上にエンジンを回すことになり、燃費も悪くなってしまいます。

 

・走行中にチェーンが突然切れてしまう

サビが発生したからといって必ずチェーンが切れてしまう訳ではありませんが、広範囲にサビが発生してボロボロの状態になってもメンテナンスを怠っていると切れてしまうリスクがあります。

走行中に切れてしまうと事故の原因にも繋がります。

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バイクのチェーンがサビを防止する方法

バイクのチェーンがサビを防止する方法

バイクのチェーンにサビを発生させない為に最も重要となるのは、まめにチェーンの状態を確認してメンテナンスを行うという事です。

チェーンは定期的にチェーンオイルの注油を行うことがサビ予防に繋がりますので、頻度としては走行距離1,000kmごとや1カ月ごとに1回といったタイミングで実施すると良いでしょう。

また、ツーリングの最中に雨に降られるような事があった際には、水に濡れると多少なりとも油が落ちてしまうので、自宅に戻った後に注油を行うと良いと思います。

その他にも、チェーンにゴミが付いた状態で放置することもサビが発生する原因となるので、チェーンが汚れてきたと感じた時にはチェーンの繋ぎ目を重点的に洗い、入り込んだ砂や埃を落とすようにして下さい。

 

バイクのチェーンのサビの落とし方

バイクのチェーンにサビが発生してしまった時には、サビを落とす事が重要となります。

サビの落とし方について説明します。

サビの落とし方としては

・チェーンについた大まかな汚れをウェスで拭き取る。

・ナイロンブラシとチェーンクリーナーを使用して繋ぎ目といった部分の汚れを清掃する。そして、チェーンクリーナーと汚れを水に流して落とす。

・汚れを落としてサビが発生している部分が分かりやすくなると、真鍮製のブラシを使用して根気よく磨いてサビを落とす。そして、水に流してサビを洗い流す。

・汚れとサビを落としてきれいになったチェーンにチェーンオイルを注油して、最後に余計な油分をウェスで拭き取る

となります。

また、洗浄する際に真っ黒な汚れが落ちてくるので、チェーンの下にトレイを置いたり、新聞紙等を敷くなどした方が良いでしょう。

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バイクのチェーンの交換時期や交換の目安

チェーンは消耗品となっているので定期的に交換が必要となっています。

しかし、チェーンは見た目の劣化具合が分かり難いこともあり交換時期が分からない部品でもあるので、チェーンの交換時期について紹介します。

・走行距離が10,000km〜20,000kmごとに交換

基本的に乗りっぱなしだと言う人は10,000km程度で交換、マメにメンテナンスを行っている人だと20,000km程度で交換が一般的となっています。

・チェーンが波打っている

チェーンのピンが一直線に並ばず波打っている状態になっていると交換の時期が来ている目安となります。

・チェーンが伸びている

リアのスプロケットについているチェーンをつまんで見た際に、チェーンを調整しても浮いてしまうとチェーンが伸びているサインとなり交換する時期となっています。

 

まとめ

サビたチェーンで走行した場合、チェーンが切れてしまい大事故になる可能性がありますので、チェーンのサビには注意が必要です。

チェーンは適切なメンテナンスをすることで、サビを防ぐことができますので、適切なメンテナンスが必要です。

また、チェーンがサビていない状態でもチェーンには寿命がありますので、事故を起こさないためにも、適切な交換をするようにしましょう。

ぜひ参考にしてみてください。

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