400ccを超える排気量のバイクを含め全てのバイクに乗ることができる大型バイクの免許は、
バイク好きにとって憧れのバイクの免許で最終ゴールでもあります。
大型バイク免許の正式名称は「大型自動二輪免許」といいます。
大型自動二輪免許は取得までに高額な費用がかかるイメージがありますが、実際はいくらくらいかかるのでしょうか?
この記事では大型自動二輪免許の取得までの費用を項目ごとに計算してご紹介します。
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大型バイクの免許取得までの費用は?
大型自動二輪免許を取得する方法は主に、
- 運転免許試験場で技能試験を受ける一発試験
- 自動車教習所を卒業して免許を取得する方法
- 合宿免許を卒業して免許を取得する方法
の3つの方法があります。
どれを選択するかによって取得までにかかる費用は大きく変わってきます。
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一発試験
一発試験は運転免許試験場で直接技能試験を受けて免許を取得する方法で、
早く合格することができれば、教習所や合宿免許よりも早く安く大型自動二輪免許を取得することができます。
一発試験の受験に必要な費用は、次の通りです。
試験手数料 | 2,600円 |
試験車使用料 | 1,450円 |
合計 | 4,050円 |
この費用は試験を受けるための費用で、受験するたびに毎回かかる費用です。
そして、見事試験に合格した場合は講習を受ける必要があり、合格後にかかる費用は次の通りです。
免許交付手数料 | 2,050円 |
大型二輪車講習 | 12,450円 |
応急救護処置講習 | 4,200円 |
合計 | 18,250円 |
大型二輪車講習と応急救護処置講習については、いくつか免除になる条件があり、
大型二輪車講習は普通二輪免許を既に取得している方
応急救護処置講習は普通自動二輪免許や自動車免許を既に取得している方
などが免除となります。
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教習所
教習所を卒業して免許を取得する方法は一般的で、
一発試験に比べてお金も時間もかかりますが、ほとんどの方が簡単に取得することができます。
この方法でかかる費用は、
- 教習所でかかる費用
- 運転免許試験場でかかる費用
の2つに分けてご紹介します。
教習所の費用
教習所の費用は、
- 普通自動二輪免許や普通自動車免許の所持の有無
- MT(マニュアル)かAT(オートマ)
によって大きく変わってきます。
複数の教習所の料金を確認した結果、相場は次の通りでした。
普通自動二輪免許あり(MT) | 10〜12万円 |
普通自動二輪免許あり(AT) | 9〜11万円 |
普通自動車免許あり(MT) | 16〜20万円 |
普通自動車免許あり(AT) | 15〜19万円 |
免許なし(MT) | 24〜30万円 |
免許なし(AT) | 23〜29万円 |
原付免許は免許なしと同じになりますのでご注意ください。
値段が安くても、追加講習代や卒業検定代が別料金でかかる場合がありますので、
内容はきちんと確認しておきましょう。
試験場の費用
教習所の卒業したら、運転免許試験場で学科試験を受けて免許証を発行してもらいます。
このときにかかる費用は次の通りです。
試験料 | 1,750円 |
免許証交付料 | 2,050円 |
合計 | 3,800円 |
学科試験に落ちるたびに試験料1,750円がかかりますのでご注意ください。
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合宿免許
合宿免許は、早く、安く、そして比較的確実に免許を取得したい方におすすめの方法です。
合宿免許にかかる費用は、
- 合宿免許でかかる費用
- 運転免許試験場でかかる費用
の2つに分けてご紹介します。
合宿免許の費用
合宿免許の場合は、基本的に普通自動二輪免許を既に取得済みの方のみが対象となっているところがほとんどです。
理由としては、いきなり大型自動二輪免許を取得する人は追加講習になる場合が多く、
合宿免許は期間が決まっているため普通自動二輪免許を取得していない人は対象外となっているようです。
合宿免許の比較サイトで料金を確認した結果、MTもAT限定も同じで相場は10万〜12万でした。
試験場の費用
合宿免許を卒業した後の費用は教習所と同じで、次の通りになります。
試験料 | 1,750円 |
免許証交付料 | 2,050円 |
合計 | 3,800円 |
まとめ
大型バイクの免許取得までの費用を、一発試験、教習所、合宿免許に分けてご紹介しました。
一番安く済ませるには、一発試験ですが難易度はとても高いと思います。
そのため、教習所か合宿免許を選ぶことになりますが、どちらも料金は同じ程度でした。
仕事などが忙しく空き時間に通いたい方は教習所、
一気にまとめてとりたい場合や、合宿を楽しみたい方は合宿免許を選ぶと良いと思います。
是非ご参考にお願いします。