原付に乗っていて、急にセルでエンジンがかからなくなったという経験は多くの方がされると思います。
特に暑い夏や寒い冬などは、セルでエンジンがかかりにくくなります。
そんな時に試してみるのが、キックスターターです。
今回は、原付のキックスターターのやり方やコツ、エンジンがかからないときの原因と対処法について紹介していきます。
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原付のキックスターターとは?
キックスターターとは、エンジンを手動でかけることができる装置です。
普段はバッテリーを使いセルスターターでエンジンをかけていますが、
原付のバッテリーが低下して、エンジンがかかりにくいときに使用します。
ほとんどのバイクにはキックスターターがついており、キックスターターを使用してエンジンをかけることができます。
やり方自体はとても簡単に行うことができます。
キックスターターは少しコツがいる
キックスターターに慣れていない方は、なかなかエンジンがかからず苦労すると思います。
特に朝など、時間がない時になかなかエンジンがかからなかったら、最悪ですよね。
キックスターターには少しコツがいり、一度をコツをつかんでしまえば、次からすんなりとエンジンをかけることができます。
原付のキックのやり方
- まずは、メインスタンドを立てます。
- ブレーキロックレバーがある場合は安全のため、後輪ブレーキをロックさせます。
- こちらもある場合はイグニッションをオンにします。
- 最後にスロットルを回しながら、キックスターターペダルを勢いよくキックします。
このようにするとエンジンがかかって運転することができるようになります。
ココに注意
キックスターターを行うときもセルでエンジンをかける場合と同様に、
ブレーキをかけておかなければ、安全機構の関係でエンジンがかからないため、
ブレーキをかけた状態にしてエンジンをかけるようにすることを忘れないようにしてください。
原付のキックのコツ
コツとしましては、一気にキックペダルを踏み、アクセルも元気よくふかせることです。
ふかさなければエンジンが始動するのは難しいので、ためらわずにしっかりふかすようにしてください。
誤って発進してしまわないように、安全に考慮してブレーキを離さないようにもしておきましょう。
また自分の経験上だと、セルスイッチを押しながらキックするとエンジンがかかりやすかったです。
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キックでエンジンがかからないときの原因
原付をキックをしてもエンジンがかからない場合に考えられる原因は、
- キックスターターのギアやシャフト部分が錆びついて固着してしまったこと
- バッテリーの電圧が完全に弱りきってしまっていること
が考えられます。
このような場合は対処が必要になります。
キックスターターのギアやシャフト部分が錆びついている
キックスターターのギアやシャフト部分が錆びついて固着してしまったことが原因の場合は、
応急処置としては、バイク用の潤滑スプレーを使用して錆を落とすことです。
バッテリーの電圧が弱りきってしまっている
また、バッテリーの電圧が完全に弱りきってしまっていることで、キックでもエンジンがかからない場合は、
原付バイクのバッテリーを交換する、充電するなどの対処が必要になります。
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それでも原付のエンジンがかからない場合
バッテリーが原因でエンジンがかからない場合には、バッテリージャンプというエンジンを始動させる方法があります。
これは、車などの電源から原付バイクのバッテリー部分にジャンプケーブルというものをつなぎ、
他の電源を利用してエンジンをかける方法です。
原因が全くわからない場合は、エンジンなどに異常がある場合があります。
無理にエンジンをかけようとせず、修理に持っていくことをおすすめします。
バイクを手放すのも手
修理箇所によっては修理代が高額になるケースもあります。
その場合は、故障している原付を買取しているところもあるため、
今乗っている原付を売って新しい原付を買う資金にするのも一つの手です。
バイクの査定は全国無料の出張買取ができるバイク王がおすすめです。
自宅まで来てもらうことができるため、わざわざ出向く必要もありません。
また、売らなかった場合でも、出張費などかからないため、気軽にサービスを利用できます。
キックでしかエンジンがかからなくなったら
キックスターターでエンジンをかけることができるのは、便利な方法とも言えますが、
キックスターターでしかエンジンがかからなくなっているならば、原付の調子が悪くなってきていると言えるので、
バイク屋さんに行って修理してもらうのが良いと言えます。
原付の調子がずっと悪い状態で乗っていると、後に大きな修理が必要になってくることもあるので、
時間があるときに早めにバイク屋さんで見てもらい、修理することをおすすめします。
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原付のキックについてのまとめ
原付のキックスターターは、最初の方は何回してもエンジンがかからないことが多いですが、
慣れてしまえば一発でエンジンをかけることができます。
そのため、時間がない朝などにセルでエンジンがかからなくなってしまったときに、
すばやくキックでエンジンが始動できるように、普段から練習しておくことをおすすめします。