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中型バイクの二人乗りの条件やコツは?保険や運転に注意!

たけし

田舎のバイクショップで店員をしています。 愛車はホーネット。

バイクに乗るようになってから、遠くへ行ってみたり、ツーリングを楽しんだりと言った目的以外に、

慣れてきたら二人乗りにも挑戦してみたいという方も少なくありません。

しかし、バイクの二人乗りは条件がありますし、コツや気をつけることも多くあります。

今回、それらについてまとめました。

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バイクの二人乗りの条件は?

バイクの二人乗りの条件は

  • バイクの排気量
  • 装備
  • 免許取得期間
  • 同乗者の条件

を満たしているといったものが挙げられます。

 

バイクの排気量

まず、バイクの排気量は51cc以上であること、つまり原付での二人乗りは禁止です。

他の条件をクリアしていても、原付には決して二人乗りできません

 

装備

装備も条件として挙げられます。

125cc以上のバイクには装備の条件はありませんが、

51cc以上125cc以下の原付2種の場合は同乗者がつかむグラブバーまたはベルトを装備する必要があるのです。

 

免許取得期間

最後が免許取得期間の条件になります。

免許取りたてでは二人乗りはできません。

1年以上の経過を経て、初めて二人乗りをすることが許可されます。

そのため免許を取ったらすぐに彼女と二人乗り、そんな行為を行うと処罰されてしまうのです。

 

同乗者の条件

同乗者にも条件があります。

2輪用のヘルメットの装着義務や足が同乗者用ステップに届く身長という条件です。

年齢制限はありませんが、この身長制限によって実質小児は乗ることができません。

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バイクの二人乗りで気をつけることは?

バイクの二人乗りで気をつけることは、安全に関することです。

 

運転

発進と停止をゆっくり行ったり、カーブ走行で極力バイクを倒さないと言ったことが挙げられます。

後ろに人が乗っていると、いつもとは全く異なったフィーリングで運転することになり、

いつもの感覚で運転すると同乗者を振り落としてしまったり、転倒の原因になることも少なくありません。

 

保険

バイクの保険の保障範囲(搭乗者傷害の補償の有無)の確認が乗る前に必須です。

万が一同乗者を傷つけてしまった場合、保証が得られないからというのがその理由になります。

補償をつけていない場合は極力同乗者を乗せないように注意しましょう。

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バイクの二人乗りでコツは?

コツは二つです。

 

服装

まずはなるべくお互い同じ服装をすることです。

一言で言えば

  • ライティングジャケット
  • グローブ
  • 膝プロテクター

といったものをお互い着ることです。

そうすることで走行がしやすくなるだけでなく、より安全な走行ができます。

 

同乗者

もう1つは、同乗者が荷物になりきることです。

余計な力を入れたり、カーブで転ぶのが怖くなってとっさにライダーと逆の方向に力を入れると、

かえって危険だからというのがその理由になります。

これらを押さえておくと安全にスムーズな走行が楽しめます。

 

二人乗りにおすすめの補助アイテム

バイク用アイテムで二人乗りを補助するアイテムも発売されており、それらを活用することで、より快適に二人乗りができるようになります。

・タンデムベルト

タンデムベルトは運転手と同乗者を固定するためのベルトです。

ベルトで固定することによって、同乗者がふらつきや落ちることを防ぎます。

主に親子で乗る方などにおすすめの商品です。

 

・タンデムバー

タンデムバーはバイクのシートの後ろに取り付けるグリップです。

同乗者がバーをつかむことによって、体が安定しふらつきを防ぐことができます。

 

まとめ

バイクの二人乗りは、バイクの楽しさをより素晴らしいものにしてくれるものです。

しかし、注意点やコツをしっかり押さえておかないと思いもよらないトラブルや不幸な目に遭うことも少なくありません。

また、条件を満たさずに安易な二人乗りは処罰の対象にもなります。

そういたつまらない目に遭わないためにもしっかりポイントを押さえて二人乗りを楽しみましょう。

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