バイクに乗って入ればパンクすることがあると思います。
パンクすればもちろんパンク修理をしないといけませんが、パンク修理にいくらかかるかご存知でしょうか。
タイヤの種類や、バイク屋で修理してもらうかガソリンスタンドで修理してもらうかで値段は変わってきます。
もちろん自分パンク修理することもできます。
今回は、パンク修理の値段とパンク修理の方法についてご紹介します。
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タイヤの種類
まず、バイクのタイヤは主に
- チューブタイヤ
- チューブレスタイヤ
の2種類に分類されます。
タイヤの種類によって修理方法やパンク修理に使う道具が変わります。
チューブタイヤ
自転車のようにタイヤの中にチューブが入っているタイプのタイヤです。
チューブタイヤのパンクはチューブに原因がある場合が多く、
パンク修理する場合はタイヤの中からチューブを取り出す必要があります。
そのため、ホイールを車体から外す必要があり、チューブタイヤのほうがパンク修理が難しくなります。
このような理由により、チューブタイヤのパンク修理にかかる値段は少し高めになります。
チューブレスタイヤ
チューブレスタイヤはチューブが入っていないタイプのタイヤです。
一般的なバイクにはこちらのタイヤが使用されている場合が多いです。
パンクの原因はタイヤに何か刺さり穴が空いてしまったことによるものが多いです。
タイヤの穴を塞ぐだけであれば、車体からホイールを取り外さなくても良いため、
チューブタイヤに比べ修理は比較的簡単に行えます。
チューブタイヤとチューブレスタイヤの違いについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
-
バイクのチューブタイヤとチューブレスタイヤの違いを解説!
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バイクのパンク修理の値段
パンク修理は一般的にバイク屋かガソリンスタンドでしてもらうことが多いと思いますので、
それぞれに分けて値段を紹介したいと思います。
バイク屋のパンク修理の値段
バイク屋のパンク修理の値段は、
- チューブレスタイプは2,000円程度
- チューブタイプは3,000円から4,000円程度
であるのが一般的です。
ココに注意
個人のバイク屋などは言い値で値段が決まることが多く、相場より高い金額を請求されることがあります。
相場を把握し事前に値段を聞いておくことをおすすめします。
ガソリンスタンドのパンク修理
多くのガソリンスタンドではパンク修理を行っているところが多いですが、パンク修理をしていないところもあります。
また、パンク修理をしている場合でも、チューブタイヤのパンク修理はチューブレスタイヤに比べると難しいため、
チューブレスタイヤのみパンク修理を行っているところがあります。
まずは店員に確認してみましょう。
ガソリンスタンドの一般的なパンク修理費用は
- チューブタイプは3,000円から6,000円程度
- チューブレスタイプは2,000円から4,000円程度
になります。
バイク屋に比べると値段が若干高くなることがあります。
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自分でパンク修理する方法
バイクのパンクは自分で修理することも可能です。
チューブレスタイヤの修理方法
チューブレスタイヤの場合、車体からホイールを外さなくて良いため、修理キットがあれば比較的容易に行うことができます。
用意するもの
まず用意するものは、
- パンク修理キット
- 空気入れ
です。
一般的なバイクのタイヤのバルブには「米式バルブ」が使用されており、自転車用の空気入れで空気を入れることができます。
修理方法
- まずはパンクの原因を取り除くことから始めます。
釘などが刺さっていたらそれを取り除くようにします。
何も見当たらなければタイヤに石鹸水を塗り、空気を入れて泡が発生する場所を見つけることができます。 - 次にパンク修理キットについてくるドリルのようなものに付属の接着剤を塗り、それをタイヤの穴に差し込みます。
このようにすることで穴の断面の凹凸がなくなり、尚且つ接着剤がそこに塗られることになります。 - その後付属している充填剤に接着剤を塗り、それをパンクの穴にはめ込んでいきます。
このときも専用の工具を使うことになるわけですが、かなり力強く充填剤を押し込んでいかなければなりません。
恐らくバイクタイヤのパンク修理の中でもこの作業が一番大変だと思います。
充填剤は全て埋め込む必要はありません。 - タイヤの穴を十分に塞げたら外に飛び出ている余りの充填剤をカットします。
このときタイヤギリギリでカットするのではなく、充填剤が少しタイヤからはみ出している程度の長さにカットするのがお勧めです。 - 接着剤が乾いたら適正空気圧まで空気を入れます。
空気が抜けていないのを確認できたら完了です。
接着剤は比較的すぐに乾きます。
そのため修理から1時間もすればバイクに乗ることができます。
しかし完全に乾くまでには1日程かかることもあるために、修理直後の無理な運転は避けるべきです。
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チューブタイヤの修理方法
チューブタイヤのパンク修理は車体からホイールを外さなければならないため、とても難易度が高くなります。
道具も揃える必要もあり、道具を揃えようとするとお店でパンク修理するより費用が高くついてしまいます。
道具を持っていない方やバイクに詳しい方以外はお店で修理することをおすすめします。
用意するもの
用意するものは、
- 車体からホイールを外すために必要な工具
- パンク修理キット
- 空気入れ
チューブタイヤは自転車のパンク修理と同じパンク修理キットで修理することができます。
一般的なバイクのタイヤのバルブには「米式バルブ」が使用されており、自転車用の空気入れで空気を入れることができます。
修理方法
- まずは車体からホイールを外します。
- タイヤの空気抜き、タイヤの片側をホイールから外します。
- タイヤを外した方からチューブが取り出せるようになるので、チューブを取り外します。
- チューブに空気を入れて、空気が抜けている箇所を見つけます。
- パンク修理キットのサンドペーパーを使い、穴付近を擦りましょう。
傷をつけることによって、修理パッチがより密着します。 - パンク修理キットのノリを穴付近に塗っていきます。
ポイントは使用する修理パッチよりも大きくノリを塗ることです。 - ノリが乾いたら修理パッチを貼り付けます。
隙間があればそこから空気が抜けていくため、しっかりと貼り付けましょう。 - ノリが乾いて修理パッチが張り付いたら、透明のフィルムを剥がします。
- チューブに空気を入れて漏れないことが確認できたら、逆の手順で元通りに組み立てて完成です。
応急処置
タイヤのパンクは突然やってくるものです。
遠出したときにいきなりパンクすることもあります。
そのとき近くにバイク屋があれば良いですが、ない場合がほとんどです。
そんなときにおすすめなのが、パンクの応急処置用の修理剤です。
バルブから修理剤を流し込むだけで、一時的にタイヤを膨らませることができます。
コンパクトサイズですので、万が一のために常に常備しておくことをお勧めします。
ココに注意
あくまで一時的な応急処置ですので、すぐにパンク修理をしてください。
修理代が高くなるなら売る
パンク修理だけで済むならそれで良いのですが、ホイールがダメになっており交換しないといけないなど、
修理代が高額になってしまう場合もあります。
ホイール交換だけで済むなら良いですが、バイクの部品は消耗品のため同時にそのほかのパーツもダメになっていることが多いです。
そのため、パーツを一式交換して数万円から数十万かかったケースもあります。
そこまでの金額を払うのなら、バイクを売って新しいバイクの資金の足しにするという方法がおすすめです。
バイクの査定は全国無料の出張買取ができるバイク王がおすすめです。
自宅まで来てもらうことができるため、わざわざ出向く必要もありません。
また、売らなかった場合でも、出張費などかからないため、気軽にサービスを利用できます。
まとめ
パンク修理の値段は高くても5,000円以内で収まると思います。
しかし、タイヤがダメに立っている場合は、タイヤ交換をしないといけないのでもっと高くなります。
パンクを放置して乗り続けていたら、タイヤ交換せざるおえなくなる場合がありますので注意しましょう。
パンク修理の費用を抑えたい方は、そこまで難しくないので自分でやってみるのも良いかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください。