250ccを超えるバイクは車検を受ける必要があり、車検の項目内容は決まっています。
しかし、車検に合格するのは思った以上に厳しく、カスタムしたバイクであればなおさらです。
車検項目の中でも特に、ヘッドライト点検が厳しく合格しにくい現状があります。
車検を一発合格するためにも、車検項目の内容と一番厳しいとされているヘッドライト点検について説明します。
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バイクの車検項目とその流れの外観
バイクの車検項目については、以下のような内容になっています。
- 受け付け・車検証にある記載情報の相違や外観などの確認
- 灯火ランプ類関連の検査
- 排気ガスの質・騒音などの検査
- スピードメーターの点検
- ブレーキ制動力の点検
- ヘッドライト光軸の調整点検
これらの6項目と車検順番の流れになりますが、これらの中でも特に、検査の基準が厳しいのが6番目のヘッドライト光軸の調整点検になります。
不合格者もこの点検では多い傾向があり、要注意の点検項目でもあります。
そしてこれ自体は必ず、検査の最後に全国にある車検場では設定をされていますので、中々気が抜けません。
ヘッドライト光軸の調整点検が厳しい理由
従来はこの光軸調整点検は、ハイビームの状態でへッドライトを専用の測定機に当てて、光軸と光量を測定をするような仕様でした。
ところが、現在ではロービーム状態で照射測定のスタイルで行われるようになっています。
へッドライトからの光軸での、横と縦の両方からの角度と光量の状態が正常であれば同検査と車検は完了ですが、実はこの最後の検査自体が中々難しい現状があり、バイク車検での大きな課題になっています。
1日で3回まで受けられるように、現在の制度でなってはいますが、これが中々簡単には通らない現状があり、バイク車検で合格をする上での最大の試練でもあります。
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一発合格するためには?
やはり、スムーズにバイク車検を合格していくためにも、このヘッドライト光軸の調整点検という最後の車検項目をスムーズにクリアをしていけるような、日頃からのバイク本体に対しての配慮が不可欠と言えます。
一番の課題は、車検時のヘッドライト光軸の調整点検での、ロービーム状態での光軸と光量の具合が正常では無い事に落ちる原因があります。
そうした事から、マメに時間がある時に、へッドライトの電球の照射具合を確かめたりする配慮も必要であると考えられます。
バイクのへッドライトといっても、家庭用電灯の電球部分などと同じように消耗品には変わりがありませんので、そのようなこまめな配慮は必要な面があると言えます。
また、電球の状態には限らず、電気配線系統やエンジン部分の異常や不具合などで、へッドライトの照射状態が良く無くて検査に落ちたりするケースも考えられます。
そうした場合にはバイク本体を早目に修理に出して、その上で改めて車検そのものを受け直す事がベストです。
それでもヘッドライト光軸の調整点検での検査合格で、車検そのものが合格する事と言っても過言ではありませんので、諦めずに大いに挑戦をしていく価値はあります。
まとめ
車検の通し方について説明しました、カスタムや改造をしていなければ大体はすんなりと通るものです。
また、古いバイクも車検に通らなかったら修理のタイミングだと考えた方が良いかもしれません。
ただ一発で車検に通したほうが良いことに越したことはありませんので、一発合格を狙っていきましょう。