基本的に、現在の我が国の法律では、250㏄以上のバイク車両の場合には自動車と同じ扱いがなされており、車検を受ける義務があります。
そして、車検を受けるためにはたくさんの書類を用意する必要があり、書類が揃っていないと車検を受けることができません。
車検を受けるためには、どの書類が必要であるかをご紹介します。
また、書類をなくした場合の対処法もご紹介します。
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必要書類
バイク店で車検を受ける場合と陸運局で自分から受ける際の2通りがあり、各々の場合での用意書類が事前に必要になります。
バイク販売店及び用品店で受ける場合
・バイク車検証(自動車検査票)
・軽自動車納税証明書
・現時点での自賠責保険証明書
陸運局で受ける場合
上記の書類にに加え、下記の書類が必要になります。
・継続検査申請書
・点検整備記録簿
・更新年度の分の、新しい自賠責保険証明書
これらのように、バイク店で車検を受ける場合と陸運局で自分から受ける二通りがある事になりますが、それではこれらの必要書類を紛失したりして用意に困ってしまったりした場合にはどうすればよいのか、今からそうした場合での対応方法について触れてみます。
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書類を失くした場合
各書類を無くした場合の再発行方法をご紹介します。
車検証
この場合、管轄官庁が陸運局になります。そして、以下に挙げる各種類を準備します。
・運転免許証
・自賠責保険証明書
・住民票及び戸籍謄本
・認印
・申請書(役所や陸運局に置いてあります)
・理由書(同上)
・代理人の方がやり取りをする場合には委任状(その方の身分証も必要になります)
軽自動車納税証明書
軽自動車納税証明書をなくした場合は、税金を納めた役所で再発行することができます。
・車検証
・印鑑
・本人確認書類(免許証・パスポートなど)
自賠責保険証明書
自賠責保険証明書の再発行は、加入している保険会社で発行してもらうことができます。
保険会社がわからない場合は、バイクを購入した店舗に問い合わせると良いです。
上記が再発行の手順になります。
ただ、ここで気を付けておかないといけないのは、地方などに住んでおられたりする方の場合には、陸運局やバイク店、カー用品店、役所までの道のりがとても遠いところなどもあります。
そのため、車検証の再発行なども、再発行してもらうための用意書類を揃えたりするための時間がかかるような地域なども少なくはありません。
そのため、書類などを再発行する場合には、早めの準備が必要になります。
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まとめ
バイク屋で車検をしてもらう方が用意する書類などは少なく済みますが、自分から陸運局で車検を受ける、ユーザー車検の方が値段的にも安くなります。
必要書類は無くした場合も再発行してもらうことができますが、再発行するとなると時間がかかりますので、早めの行動が必要になります。
書類に不備があれば車検を受けることができませんので、注意しましょう。
ぜひ参考にしてみたください。