バイクといえばウィリーで、一度はチャレンジしてみたい技です。
しかし、ウィリーを公道で行うことは違法なのでしょうか?
ウィリーの違法性とやり方をご紹介いたします。
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ウィリーの違法性
公道でウィリー走行をすると何故違法行為に当たるかを説明すると、ウィリーはバイクのフロントを故意により持ち上げて1輪状態で走行することに問題があります。
バイクは本来、2輪で走行して安定した走りができます。
わざと故意に持ち上げてバイクの安定性を低くして走る場合は、日本では危険走行として見られ警察に捕まってしまう訳です。
そもそもウィリー事態がバイクのフロントを故意ににより持ち上げない限りできない走行であるため、事故が起きてしまうと刑事責任となります。
もし万が一にウィリー走行時に歩行者とぶつかったりしない限りは安全だと思っている人がいる場合は、はっきり言ってしまうと危険な行為をしているだけに過ぎません。
まず、ウィリー走行では歩行者をよけること自体ができません。
ですから歩行者や自動車が走っている公道でウィリー走行をすることは危険な行為であり、道路交通法に違反しています。
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ウィリーのやり方
ウィリーのやり方は、まずバイクのギアを1速か2速にします。
そこからエンジンのトルクがある程度出るスピードで走りつつ、体重をバイクのフロントに掛かるよう前にかけます。
体重を前にかけれたら次にバイクのスロットルをオフにします。
するとバイクには前に体重が掛かっている為に前のサスペンションが沈み込むはずです。
そのままの状態でサスペンションが元の状態に戻ろうとしたときにバイクのスロットルを全快にして後ろに体重をかけなおすことでで前に掛かっている体重が後ろに移動します。
これで一応バイクはウィリーをします。
よく、腕の力で持ち上げてウィリーをさせようとしている人がいますが厳密に言うとあれはウィリーとは言いません。
ウィリーはエンジンのトルクとバイクに乗っている人物の体重移動を前から後ろに移動することで起きる現象です。
バイクのフロントを無理やり持ち上げただけのやり方はなんちゃってウィリーな上に格好良くもありません。
ちなみに馬力があり過ぎるバイクだと体重を前にかけているだけで勝手にバイクがウィリーをしてしまいスロットルを戻す羽目になります。
もし、馬力のあるバイクでスロットルを戻さなかった場合はあなたは自分のバイクに押しつぶされてしまうでしょう。
ですから、初めてバイクでウィリーをしようと思っているなら軽くて丈夫でトルクがそこそこあるモトクロスバイクお勧めです。
それと、長時間ウィリーをしようと考えるならスロットルを細かく調整して体重が後ろに掛かっている状態を維持できるように練習をするしかありません。
注意点は決して公道で練習をしようとはせず、河川敷などの土の上で行なってください。
ウィリーは土の上のほうがしやすく、転んでも怪我をしにくいので初心者はまず、河川敷のような土のある公道ではない所で練習をする事をお勧めします。
まとめ
ウィリーはサスペンションの反動と後輪の回転、体重移動をうまく合わせる事ですることができます。
また、ウィリーは公道ですると、道路交通法違反になるのでしないようにしましょう。