バイク教習に通われようと思っている方や、すでに通っている方で、特に女性や、身長が低い方、年配の方などは、バイク教習がどのくらい難しいのか気になると思います。
また、すでに難しいと感じている人もいるかと思います。
しかし、そう感じてしまうのには原因があり、そうなってしまうとバイク教習に通うモチベーションの低下にも繋がります。
そうならないためにも、原因をはっきりさせ対策をする必要があります。
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バイク教習は難しい?
バイク教習についてまず最初にぶつかる壁が倒れたバイクの起こし方です。
教官には腕の力だけではなく、足なども使って起こすようにコツを教えてもらえますがやはりある程度の力は必要です。
「このようにやるんだよ」と教官にお手本を見せてもらい見よう見まねでやっても、一歩やり方を間違えてしまえばご年配の方であれば腰を痛めてしまったりする可能性も大いにあります。
しかし、倒れたバイクを起こせなければ次の教習に進めないのでこの「バイクを起こす」という最初のステップが難易度を高める一つの要因になるでしょう。
次に低身長の方についてですが、中型以上の二輪の免許となればまず最初に大変なのは足つきの問題です。
足つきが悪いと信号待ちなどでバランスを崩しやすく転倒のリスクが高まります。
教習車のバイクは転倒した際にバイクを傷つけないようにする鉄の棒など、普通のバイクには装着されていない装置がたくさんついているので重量が重くなります。
重量が増えればいろいろな面で負担が増えるのは間違いないので、女性であったり年配の方では通常の成人男性よりも難易度は上がってしまうでしょう。
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バイク教習が難しいと感じる原因と対策
性別や年齢、身長などの身体的なハンディキャップに関わらずだれでも一番最初にぶつかる壁が、バイクのクラッチ操作でしょう。
そもそもクラッチというのは何なのかということですが、バイクや車のMT車はギアを自分自身で変えて走行します。
ギア付きの自転車もそうですよね。
発進の時はギアを1にすることでペダルをこぐ力が少なく発進できますし、スピードを上げたいときはギアを3,4,と上げていきます。
この理屈は車もバイクもまったく同じです。
バイクや車でギアを変えるときに操作しなければならないのクラッチになります。
クラッチを操作することで別のギアへと変速ができるようになるので、クラッチ操作というのは運転するうえで欠かせない操作となります。
バイクのクラッチというのは自転車では左のブレーキレバーに当たる部分がクラッチになります。
このクラッチレバーを引きながら左足でシフトペダルを操作することでギアを変えていきます。
この一連の操作を全くやったことのない人であれば、必ずここでつまずくでしょう。
クラッチ操作を誤ればエンストを起こし、その際に発生する車体の大きな挙動でバランスを崩し転倒というパターンもよくある事例です。
ここさえ乗り越えられればバイク教習も楽しく感じられるようになるでしょう。
さて、その肝心な変速操作を身に着ける近道ですが、これはイメトレをすることです。
左のレバーを操作しながら左足のペダルを操作して変速というのはバイクの運転経験がなく自転車の運転経験がある方なら違和感しかないはずです。
この操作を自転車でもいいですから、体に覚えさせるのです。
そうすることで自分が意識しなくても実際にバイクに乗った時に自然とその操作ができるようになります。
私もこの方法で教習を乗り切りました。
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バイク教習がうまくいかないときのモチベーション
バイクは中型以上であれば車体もそれなりに大きく、自転車や原付しか乗ったことのない方であればその大きさや重量に驚くと思います。
バイクに跨った瞬間から不安を感じる人も少なくないと思います。
私も初めて中型のバイクに跨ったときに「こんなの運転できねぇよ」と思ったのが第一印象でした。
バイク教習の挫折するポイントは変速操作のみならず、人それぞれでたくさんあると思います。
よく立ちごけしてしまうとかエンストしてしまうとか、カーブが怖いなどですね。
そんな時にモチベーションを保つ方法の一つとしておすすめなのがツーリングなどの特集をしている記事や動画を見ることです。
バイクの教習がうまくいかないと無意識のうちにバイクに対して「こんなの全然楽しくない」という先入観が生まれてしまうと思います。
それでは高いお金を払って教習を受けているのにもったいないですよね。
そこでツーリングなどバイクでしか味わうことのできない魅力や楽しさというのをまとめた動画や記事を見ることで、「この教習を乗り切ればこんな楽しいことができるんだ」という目標かつバイクに対する先入観を良いものにしていくことで、自然モチベーションが上がってきます。
もう一つ大事なことが、一つ一つの教習に対して、自分の中で目標を決めることです。
「今日は一回もエンストしないようにする」など小さなことでも構いません。
できるだけ達成しやすいような目標を設定することで、それができた時の達成感というものが一番モチベーションにつながると思います。
バイクの免許というのは楽してとれるものではありません。
しかしその教習での苦労を乗り越えたからこそ、実際に公道で海沿いや景色の良い山道を走行しているときの爽快感はたまりません。
ぜひ今後免許取得を考えている老若男女のみなさんも事故やケガには気を付けてバイクの教習および免許取得に臨んでみてくださいね。
まとめ
一般男性に比べると、女性や身長が低い方、年配の方はバイク教習の難易度は上がってしまいますが、できないことはありませんので、諦める必要はありません。
すでにバイク教習が難しいと感じている方は、ギアチェンジやクラッチの感覚がつかめていないことが多いです。
しかし、ここを乗り切れば楽しくなりますので、モチベーションを落とさずに乗り切りましょう。
モチベーションを保つのに一番良い方法は、バイク関連の記事や動画を見ることです。
せっかくお金を払っているので、楽しみましょう。