バイクのタイヤは種類やメーカーによって性能が大きく違ってきます。
そのため、使用用途やバイクの種類によってタイヤを選ぶ必要があります。
また、最新のタイヤは一昔前のタイヤに比べて性能はがどんどん上がっています。
今回は最新のおすすめタイヤを紹介します。
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バイクのラジアルタイヤとバイアスタイヤ
バイクのタイヤには大きく分けて「ラジアルタイヤ」と「バイアスタイヤ」の2種類が存在しています。
ラジアルタイヤとバイアスタイヤの大きな違いはタイヤの構造となっており、タイヤの骨格にあたる部分であるカーカスはナイロンベルト・ケブラーベルト・スティールベルトといった素材を糸のように巻いて構成しているのですが、ラジアルタイヤのカーカスは回転方向に対してほぼ直角になるように巻かれており、カーカスと地面に接するトレッド面の間に補強の役割持つベルトが巻かれています。
それに対して、バイアスタイヤでは各素材を回転方向に対して斜めに巻きながら、各層にクロスさせているのが大きな特徴となります。
ラジアルタイヤはバイアスタイヤに比べて高価となりますが、トレッド面の変形が少なく発熱も抑えられるので、耐摩耗性に優れておりグリップ性能も安定しているメリットがあります。
それに対してバイアスタイヤは耐久性やグリップ性能ではラジアルタイヤに劣りますが、タイヤの柔軟性に優れており快適性が高く、安価であるというメリットがあります。
バイクのタイヤのメーカーと特徴
様々なメーカーがバイク用のタイヤを発売していますが、メーカーごとにタイヤに対する考え方が異なっているので、特徴が異なっています。
今回は代表的なメーカーの特徴について紹介します。
・ブリヂストン
国内最大手のタイヤメーカーということもあり、全ての面において平均点以上の性能となっています。
また、グリップ力やタイヤの温まり方に優れています。
・ダンロップ
ダンロップも国内のタイヤメーカーとなっていますが、ブリヂストンと比較すると同じグレードのタイヤ同士だと少し価格が安く設定されていることが多いです。
タイヤの性能に関してもタイヤの温度に対する依存が少ないので、冬などでも使いやすいです。
・ミシュラン
フランスのタイヤメーカーとなっており、外国車では純正タイヤに選ばれていることが多くなっています。
グリップ性能に優れており、ウェットコンディションの時の性能は折り紙つきとなっています。
・ピレリ
イタリヤのタイヤメーカーとなっており、国内のタイヤメーカーと比較するとタイヤが温まり難くコールド状態でのグリップ性能はイマイチとされています。
しかし、タイヤが温まった状態になると非常に優れたグリップ性能を発揮してくれます。
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バイクのおすすめタイヤ
バイクの車種や用途によってオススメするタイヤは異なると思いますが、今回は一般的なオンロード向けのツーリングタイヤからオススメのタイヤを紹介します。
ツーリングタイヤとは名前の通りツーリング向けのタイヤとなっており、雨に強く磨耗しづらいという特徴がありますが、最近のツーリングタイヤではグリップ性能の方も向上してきており、公道を走るレベルであればスポーティーにも走ることが出来ます。
・ミシュラン パイロットロード4
ツーリングタイヤとして高い評価を受けているミシュランのパイロットロード4は、冷えて濡れた路面のようなコンディションであっても優れたグリップ性能を発揮してくれます。
・ピレリ エンジェルGT
ツーリングタイヤとして高い安定性や快適性を重視しつつも高いグリップ性能を誇っており、スポーティーな走りをすることも可能となっています。
・ブリヂストン BT-023 バトラックス スポーツツーリング
トレッドパターンや内部構造・コンパウンドをツーリングタイヤとして最適化することにより、快適で扱いやすいタイヤを実現しています。
まとめ
おすすめのタイヤ3つを紹介しましたが、どのタイヤを選んで良いかわからない方は今回紹介したタイヤをからおすすめします。
またメーカーによっても特徴が違うため、自分の重視したい機能にあったタイヤのメーカーをおすすめします。
今回紹介したメーカーやタイヤ以外にもたくさんありますので、店員と相談して決めるのも良いと思います。
ぜひ参考にしてみてください。