バイク選びでとても重要なものはバイクの排気量です。
排気量の違いによってスピードが変わってくるのはもちろんですが、
排気量が変わるだけでバイクにかかる維持費が大きく違ってきます。
また、バイクは自動車に比べて年間維持費が安く、ツーリング以外に移動手段としてもとても人気があります。
今回は排気量別にバイクにかかる年間維持費をご紹介いたします。
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原付(50cc)
自賠責保険料 | 2,662円/年(保険期間5年) |
任意保険料 | 7,000円(ファミリーバイク特約) |
軽自動車税 | 2,000円 |
メンテナンス費用 | 5,000円 |
合計 | 16,762円 |
原付は税金や部品安いため、維持費をとても安く抑えられることができます。
また、原付の任意保険には、自動車保険のオプションにある「ファミリーバイク特約」というものがあり、
その特約を使うことによって、任意保険料が大幅に安く済ませることができます。
費用の詳しい計算はこちらをご覧ください。
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【2023年版】原付の年間維持費を費用別にまとめて計算してみた!
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原付二種(125cc)
自賠責保険料 | 2,662円/年(保険期間5年) |
任意保険料 | 7,000円(ファミリーバイク特約) |
軽自動車税 | 2,400円 |
メンテナンス費用 | 6,000円 |
合計 | 18,062円 |
原付二種の年間維持費は原付とほとんど変わらず、軽自動車税とメンテナンス費用が少し上がる程度です。
ファミリーバイク特約もほとんどが125ccまでが対象になります。
維持費も安く原付のような30km/h制限や二段階右折がないため、原付二種はとても人気があります。
このメンテナンス費用はスクータータイプであり、それ以外の場合はメンテナンス費用が2,000円〜3,000円高くなります。
費用の詳しい計算はこちらをご覧ください。
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原付二種の年間維持費はいくら?項目ごとに実際に計算してみた!
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250cc
自賠責保険料 | 2,840円/年(保険期間5年) |
任意保険料 | 20,000円 |
軽自動車税 | 3,600円 |
自動車重量税 | (4,900円)(1年目のみ) |
メンテナンス費用 | 10,000円 |
合計 | 36,440円(41,340円) |
250ccからは、税金やメンテナンス費用が高くなってきます。
また、この区分からは「ファミリーバイク特約」が対象外となり、バイクの任意保険に加入する必要があります。
1年目のみ自動車重量税が掛かってきますので注意しましょう。
費用の詳しい計算はこちらをご覧ください。
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250ccバイクの年間維持費は?項目別に算出して計算してみた!
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400cc
自賠責保険料 | 4,380円/年 |
任意保険料 | 20,000円 |
軽自動車税 | 6,000円 |
自動車重量税 | 1,900円(12年目まで) |
メンテナンス費用 | 15,000円 |
車検費用 | 15,000円/年 |
合計 | 62,280円 |
400ccからは、税金も上がり、車検が必要になってくるため維持費が大幅に上がってきます。
また、自動車重量税が車検時に毎回掛かるようになります。
車検費用は基本料金のみの計算で、メンテナンスが行き届いていないとその分費用が掛かってきますので注意しましょう。
費用の詳しい計算はこちらをご覧ください。
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400ccバイクの年間維持費は?項目ごとに算出して計算してみた!
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大型バイク(400cc超)
自賠責保険料 | 4,380円/年 |
任意保険料 | 20,000円 |
軽自動車税 | 6,000円 |
自動車重量税 | 1,900円(12年目まで) |
メンテナンス費用 | 20,000円 |
車検費用 | 20,000円/年 |
合計 | 72,280円 |
400ccを超えてくると、それ以降の自賠責保険料や税金は400ccと同じになります。
400cc超のバイクは部品が高くなりますので、変わってくるのは主にメンテナンス費用のみとなります。
また、この計算は一般的な国産メーカーのバイクで計算しており、
特殊な車種や外車の場合はより高額になりますので注意しましょう。
費用の詳しい計算はこちらをご覧ください。
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400ccを超える大型バイクの年間維持費は?項目ごとに計算してみた!
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まとめ
排気量別の維持費をご紹介しました。
今回は紹介した項目のみの計算になりますが、それ以外にもかかる費用としてはガソリン代や駐輪場代などがあります。
今回は概算で、車種やお店によって大きく費用が異なる場合がありますが、ご参考程度にお願いします。