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原付二種の年間維持費はいくら?項目ごとに実際に計算してみた!

たけし

田舎のバイクショップで店員をしています。 愛車はホーネット。

原付二種は原付のように手軽に乗れて、30km/hや二段階右折等の制限がないため、近年とても人気が出てきています。

その原付二種の年間にかかる維持費はどのくらいなのでしょうか?

この記事では原付二種にかかる維持費を項目ごとにご紹介します。

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原付二種の維持費

原付二種の維持費について、大きく分け4つの維持費が掛かります。

  • 軽自動車税
  • 強制保険である自賠責保険
  • メンテナンス費用(オイル交換など)
  • 任意保険

以上の5点です。

ここに加えてガソリン代や自宅がマンションやアパートなど駐車場がない方の場合は駐車場料金がかかってきます。

 

軽自動車税

まずは、自動車税についてです。

自動車、バイクなど保有している場合、1年間に1回自動車税を支払う義務が発生します。

正確には、ナンバープレートを取得すると登録する際の住所へ毎年自動車税の支払い通知書が届く形になります。

値段は排気量ごとに変わり、原付二種の場合の1年間の金額は次のようになります。

排気量 軽自動車税
〜90cc 2,000円
91cc〜125cc 2,400円

ちなみに、延滞すると延滞費用がかかるので、忘れずに支払うよう注意が必要です。

支払い方法などは詳しくはこちらをご覧ください。

【2023年版】バイクの排気量別の年間税金まとめ!

続きを見る

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自賠責保険

続いては、自賠責保険です。

いわゆる強制的に入らないといけない保険であり、自賠責保険に入らずに運転した場合、

「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」

違反点数6点による「免許停止処分」

となるため、必ず加入しましょう。

自賠責保険の補償内容などはこちらをご覧ください。

【2023年版】原付の自賠責保険とは?補償内容や料金を紹介!

続きを見る

 

自賠責保険の値段については、契約する保険期間の年数ごとに変わっており、長く契約する方が1年当たりの保険料が安くなる仕組みです。

離島以外の地域(沖縄県を除く)の自賠責保険料

保険期間 保険料 1年あたりの保険料
1年 6,910円 6,910円
2年 8,560円 4,280円
3年 10,170円 3,390円
4年 11,760円 2,940円
5年 13,310円 2,662円

 

離島地域(沖縄県を除く)の自賠責保険料

保険期間 保険料 1年あたりの保険料
1年 5,410円 5,410円
2年 5,590円 2,795円
3年 5,760円 1,920円
4年 5,930円 1,483円
5年 6,100円 1,220円

 

沖縄県(離島地域を除く)の自賠責保険料

保険期間 保険料 1年あたりの保険料
1年 5,410円 5,410円
2年 5,590円 2,795円
3年 5,760円 1,920円
4年 5,930円 1,483円
5年 6,100円 1,220円

 

沖縄県の離島地域の自賠責保険料

保険期間 保険料 1年あたりの保険料
1年 5,410円 5,410円
2年 5,590円 2,795円
3年 5,760円 1,920円
4年 5,930円 1,483円
5年 6,100円 1,220円

 

最長の5年が一番安くなっているので、原付をどれぐらい乗るのかを想定して契約することオススメします。

詳しくはこちらをご覧ください。

【2023年版】原付・バイクの地域別自賠責保険料まとめ!離島が安い理由は?

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メンテナンス費用

メンテナンス費用はどれくらい乗ったかや原付の運転の仕方など様々な要素で変わってきます。

最小費用に抑えようと思えば0円でも走行は可能です。

ただしメンテナンスを怠るとそれが原因で事故を起こしてしまったり

大きな故障が発生してよりお金がかかってしまったりということになります。

よくあるメンテナンスとしては、

  • オイル交換
  • タイヤ交換
  • バッテリー交換

です。

 

オイル交換

オイル交換は車種によって違いますが、一般的には3,000km毎に交換することが推薦されています。

また、時間が経てばオイルも劣化するため、3,000km乗っていなくても半年ごとに交換しましょう。

オイルの交換費用は、お店でしてもらう場合は1,000円〜2,000円ほどかかります。

1回1,000円で計算すると半年ごとに交換するとすれば年2,000円かかります。

もちろん自分ですれば安く済ませることができます。

 

タイヤ交換

タイヤ交換の目安はタイヤの溝が1.6mm以下になったときです。

ですが、いちいち1.6mmを測る訳でもないため、もう一つの目安として10,000km走行したら交換しましょう。

また、10,000km乗っていなくても、時間と共にタイヤは劣化していきます。

そのため5年ごとに交換することをおすすめします。

交換費用はタイヤ1本当たり5,000円ほど、前後合わせて10,000円ほどになります。

 

バッテリー交換

バッテリー交換はセルでエンジンがかかりにくくなってきたり、ウィンカー点灯やホーンの音がおかしくなってきたら交換の合図です。

一般的には3〜5年で寿命がくることが多いです。

交換の費用は10,000円ほどが相場です。

 

また、これら以外にもパンク修理や電球交換などのメンテナンスが発生してきます。

メンテナンス費用として年間6,000円ほど見積もっておきましょう。

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任意保険

強制的に加入しなければならない自賠責保険とは違い、加入の選択ができる任意保険です。

バイクで事故をした際の補償について、自賠責保険では補償が足りないことも考えられるので、

壊れてしまったバイク代、補償の範囲外の金額を補填するのに入っておくことは大事です。

原付の任意保険の加入率は何パーセント?入らないで事故するとやばい

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保険料は保険会社や補償内容、等級、年齢によって変わってくるため、一概には言えませんが、

原付二種であればだいたい年間20,000円〜100,000円ほどになります。

一般の任意保険を探すなら一括で複数の保険会社を見積・比較できるインズウェブバイク保険見積りサービスがおすすめです。

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また、原付二種の場合は、自動車保険のオプションで付けることができる、ファミリーバイク特約というものがあり、

一般的な任意保険に比べ、料金を安く抑えることができます。

ファミリーバイク特約の場合は年間7,000円〜30,000円ほどになります。

ファミリーバイク特約については詳しくはこちらをご覧ください。

原付のファミリーバイク特約とは?補償内容や料金を任意保険と比較してみた!

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おまけ:ガソリン代

ガソリン代については、バイクの燃費やガソリンの値段によって変わってきますので、ここでの計算には計算しませんが、

例として、

ガソリン代は、レギュラーガソリン130円/L

燃費は一般的な原付二種に多い、40km/L

で計算します。

1年間走行が1,000kmだとするのであれば3,250円で、ひと月あたり270円ほどになります。

1年間走行が5,000kmだとするのであれば16,250円で、ひと月あたり1,350円ほどになります。

 

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まとめ

原付二種の項目ごとの維持費をご紹介しました。

項目ごとの合計は次のようになりました。

軽自動車税 2,400円(125cc)
自賠責保険 2,662円/年(保険期間5年)
メンテナンス費 6,000円
任意保険 7,000円(ファミリーバイク特約)
合計 18,062円

年間約18,000円で維持できると考えればとても安いのではないのでしょうか。

もちろんこれらより安くも高くもなることはありますので、参考程度にする程度でお願いします。

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