原付のように手軽に乗れて、30kmの速度制限や二段階右折などの制限がなくとても人気がある原付二種の免許ですが、
正式には「小型限定普通二輪免許」と言います。
この小型限定普通二輪免許は取得までにいくらかかるのでしょうか?
この記事では原付二種の免許取得までにかかる費用をご紹介します。
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原付二種125ccの免許取得までの費用は?
小型限定普通二輪免許の取得取得までの費用は、免許を取得する方法によって違います。
取得する方法は、
- 試験場で直接試験を受けて免許を取得する方法(一発試験)
- 自動車教習所を卒業して免許を取得する方法
の2つの方法があります。
これらに分けてそれぞれ見ていきましょう。
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一発試験
一発試験は、教習所に通わずに直接試験場で試験を受けて免許を取得する方法です。
一発試験の受験に必要な費用は、
試験手数料 | 2,600円 |
試験車使用料 | 1,450円 |
合計 | 4,050円 |
になります。
試験に合格した場合はさらに、
免許交付手数料 | 2,050円 |
取得時講習 | 12,000円 |
応急救護講習 | 4,200円 |
合計 | 18,250円 |
が必要になります。
一回で試験にした場合は合計で22,300円です。
試験を受ければ受けるだけ受験に必要な4,050円が掛かってくることになりますので、
安く済ませるためには一発で合格しましょう。
ちなみに費用はどこの地域でも同じです。
一発試験の詳細についてはコチラをご覧ください。
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原付二種125cc免許の一発試験の難易度は?受験手順や持ち物を紹介!
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教習所
自動車教習所を卒業して免許を取得する方法で、一発試験よりも一般的でこちらの方法で取得する人の方が多いです。
費用は大きく分けて、教習所の費用と試験場の費用に分かれます。
教習所の費用
原付二種免許だけに限りませんが、教習所に支払う費用は通う教習所や持っている免許によって差があるので一概には言えません。
さらに原付二種免許の場合はMT(マニュアル)かAT(オートマチック)かによっても違います。
一般的な相場は、
MT(普通自動車免許あり) | 8〜10万円 |
MT(普通自動車免許なし) | 15〜18万円 |
AT(普通自動車免許あり) | 7〜9万円 |
AT(普通自動車免許なし) | 14〜17万円 |
となります。
普通自動車免許を持っていれば学科が大きく短縮されるため、その分大幅に安くなります。
なお原付免許のみ所持している場合は免許なしと同じになりますのでご注意ください。
教習所の時間や流れについてはコチラをご覧ください。
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原付二種125cc免許の教習所から取得までの流れを紹介!費用や必要なものは?
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追加費用がかかる場合
技能講習で教習の担当者が再講習が必要と判断した場合は、追加で講習を受けなければならない場合があります。
その場合は1コマにつき数千円ほどかかります。
また、卒業検定に落ちた場合も追加で卒業検定料が必要になります。
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試験場の費用
教習所の卒業試験に合格すると、いよいよ免許取得の為の試験を受けます。
ここで掛かる費用は、
試験手数料 | 1,750円 |
免許交付手数料 | 2,050円 |
合計 | 3,800円 |
になります。
ここで学科試験に落ちた場合は、受験回数分試験手数料の1,750円が必要になりますので、注意しましょう。
普通自動車免許を持っている方は学科試験が免除されます。
原付二種免許の教習所について詳しくはこちらをご覧ください。
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原付二種125cc免許の教習所から取得までの流れを紹介!費用や必要なものは?
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原付二種の年間維持費はいくら?項目ごとに実際に計算してみた!
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まとめ
一発試験の場合は、一回で合格した場合22,300円、
教習所に通った場合は、教習所の料金+3,800円が必要になります。
教習所に通うやり方が一般的ですが、運転に自信がある人は一発試験を受けてみてはいかがでしょうか。
ただし難易度が高いため注意が必要です。