バイクのブレーキパッドは消耗品であり、いつ交換すれば良いか悩む方も多いと思います。
ブレーキは命に関わるところであるため、適切なタイミングで交換したいところです。
この記事ではブレーキパッドの交換時期や交換費用についてご紹介します。
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バイクのブレーキパッドの交換時期は?
ブレーキパッドの減り具合は、その人のブレーキの癖や走り方の癖によっても大きく異なりますので、
交換時期はブレーキパッドの減り具合を実際に自分やバイク屋など目で見て判断するしかありません。
ブレーキパッドは新品だと約10㎜程ありますが、
交換時期の目安としてパッドの残りが約2㎜になったところで交換と考えておけば良いでしょう。
溝があるブレーキパッド
パッドによってはタイヤのように交換時期の目安となる溝が入っているものもあります。
この場合は、溝がなくなってきたら交換と考えておけば良いと思います。
必ず溝が完全に無くなる前に交換するようにしましょう。
ブレーキパッド交換の注意点
一点注意しておきたいのが、ブレーキパッドの減りは左右対称ではないというところです。
ブレーキパッドはディスクを挟む構造であるため、同時にすり減っていくものと思われがちですが、
左右どちらかの減りが早い可能性があります。
目視確認の時に左右を見比べて、減りが早いほうに合わせて交換時期を考えるようにしてください。
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バイクのブレーキパッドの交換費用は?
ブレーキパッドの価格はバイクの年式によっても異なりますが、各社の純正品で大体3000円~5000円くらいです。
これに工賃2000円~4000円程が掛かりますので、
1つのブレーキパッドの交換費用は大体6000円~9000円程度と見積もっておけばよいと思います。
ココに注意
ただし、ブレーキパッドはディスクの数だけ必要になりますので、リアかフロントがダブルディスクの場合はそれに応じた費用が必要です。
ちなみにリアとフロントを必ず同時に交換する必要はなく、ブレーキパッドが減ってきた方のみだけの交換で問題ありません。
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バイクのブレーキパッドは自分で交換できる?
部品の着脱が容易なため自分で交換することも可能です。
しかし、何といってもブレーキです。ねじを一つ締め損ねるだけでも、命にかかわります。
『どうしてもお金が工面できないんです…事故っても自己責任で頑張ります…!』、
という悲痛な覚悟で臨む場合を除いては、お店での交換をおすすめします。
自由なメモ
自分で購入したブレーキパッドを業者に持ち込んで交換してもらうことが可能なところもありますが、
その場合は工賃が跳ね上がると思っておいてください。
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バイクのブレーキパッドを交換しなかったらどうなる?
ブレーキが利かなくなるため、事故を起こす可能性が高くなります。
また、パッド部分が完全に無くなっても気づかず走り続けるという方もいるかもしれませんが、
金属同士が直接擦れあうわけですから、ディスクが削れて使い物にならなくなり、
事故の危険だけではなく、高額な修理費が掛かることにもなるので注意が必要です。
まとめ
ブレーキの効きが悪かったために、事故を起こしてしまうなどは避けておきたいところです。
ブレーキパッドの交換は高くとも1万円でおつりがくる程度なため、まだいけるなどは思わず定期的な交換をおすすめします。
また、少しでもブレーキの効きが悪いと感じたら、パッドの減りなどは気にせず、バイク屋に相談するようにしましょう。