原付バイクのオイル交換をバイクショップやガソリンスタンドにやってもらっている方が多いと思いますが、
自分でやるとかなり安く済ませることができます。
オイル交換は難しいイメージを持っている方もおられると思いますが、1回やってしまえば簡単にすることができるようになります。
特に2サイクルの原付バイクであれば、補充するだけなので、1回目から誰でもできるようになります。
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原付バイクのエンジンによるオイルの種類
原付バイクのエンジンには
- 「2サイクル」
- 「4サイクル」
と呼ばれる、2種類のエンジンが存在し、車種によって、使われているエンジンが違います。
エンジンオイルにも、2サイクル用と4サイクル用のエンジンオイルが存在し、
エンジンの種類に合わせて、使用するオイルを選ばなければいけません。
エンジンと間違ったオイルを入れると故障の原因なりますので、
必ず2サイクルエンジンなのか4サイクルエンジンなのかを確認して、オイル交換するようにしましょう。
ココに注意
車種で検索して調べると、どちらのエンジンを使用しているか大体わかりますが、
同じ車種でも、年式によって2サイクルと4サイクルの車種が存在する場合もあります。
原付バイクにあまり詳しく無い方は、見分けるのが難しいので、近くのバイク屋、ガソリンスタンドに持って行き、見てもらうのが一番です。
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2サイクルのオイル補充のやり方
2サイクルのオイル補充方法です。
2サイクルの場合は、オイル交換ではなく、オイル補充になります。
オイルの値段
オイルの値段はピンキリですが、メーカー純正にものでも2,000円以内で購入することが可能です。
中国産などの安いものであれば1,000円以内で買えるものが多数あります。
メーカー純正のもののほうが原付バイクにとっては良いですが、
安く済ませたいのであれば、個人的には1,000円くらいで売ってあるものでも十分だと思います。
あまり安すぎるのも怖いですが、その商品の口コミなどを見て検討するのが良いと思います。
オイル補充の頻度や時期の目安
2サイクル原付バイクには、オイルランプというランプがスピードメータやガソリンメーターの近くについており、
オイルの残量が少なくなったら点灯する仕組みになっているので、ランプが点灯したら、オイル補充の目安になります。
一般的な原付バイクの場合、オイルの消費量は1,000km/Lくらいですので、
心配な方は、何キロごとにオイルを補充すると決めておくのも良いかもしれません。
オイル補充方法
2サイクルの原付バイクのオイル交換は、継ぎ足すだけでOKです。
オイルタンクに前の別のオイルが残っていても、継ぎ足して大丈夫です。
オイルの注入口は、だいたいシートの後ろ付近にありますので、カバーとキャップを外して、直接入れましょう。
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4サイクルのオイル交換のやり方
4サイクルのオイル交換方法です。
オイルの値段
4サイクルのオイルの値段もピンキリですが2,000円以内で購入することができます。
2サイクルと同様で中国産の安いものも存在します。
こちらもメーカー純正のものをおすすめしますが、安く抑えたい方は、口コミなどを調べて購入しましょう。
バイク屋さんでオイル交換を頼むと2,000円〜3,000円程度かかります。
オイル交換の頻度や時期の目安
車種によって、交換時期が違います。
説明書等に、何キロ毎に交換してくださいと書いてあるので、その通りに交換するのがベストです。
ただ、一般的には3,000km毎に交換するくらいで良いと思います。
そんなに原付バイクに乗らない方でも、オイルは酸化するので1年に1回は交換することをオススメします。
オイル交換方法
- 原付バイクの下側に、ドレンボルトというオイルの排出口の蓋になっているボルトがあります。
- そのボルト外すと、一気にオイルが流れてきますので、受け皿を用意しておきましょう。
- オイルがだいたい出切ったら、ドレンボルトを締めましょう。
- マフラー近くにオイル注入口のキャップがありますので、キャップを外してオイルを入れます。
- この時、オイルを入れすぎないように注意しましょう。
以上が、オイル交換になります。
排出するオイルは自治体の処分方法に合わせて処分しましょう。
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まとめ
オイル交換は思ったより簡単だったと思います。
ただ注意して欲しいのは、オイルの種類とオイルの廃棄方法です。
オイルの種類は間違えてしまえば、故障の原因になってしまい、結局は店でやった方がかなり安く済んだということになってしまいます。
オイルの処分方法も間違えた処分をしてしまえば、市町村の条例違反などになりかねないので注意しましょう。
ぜひ一度、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。