原付バイクももちろん自転車などと同様に、タイヤの空気が抜けていきます。
タイヤの空気が抜けてしまったまま走行してしまえば、タイヤに負担をかけてしまい、
タイヤの寿命を縮めてしまったり、燃費やスピードなどの走行性能が落ちたりしてしまいます。
また、原付バイクのタイヤは自転車と違いとても硬く、どの程度空気を入れれば良いか判断が難しいです。
タイヤに空気を入れたとしても、入れすぎてしまえばタイヤに負担をかけてしまいます。
そこで、原付バイクのタイヤの空気圧の目安と空気の入れ方を紹介します。
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原付バイクのタイヤの空気圧は?
原付バイクのタイヤには、適正空気圧というものがあります。
さらに詳しく
適正空気圧とは、乗り心地や走行性能を一番発揮してくれるタイヤの空気圧であり、燃費やスピードなどにも影響してきます。
適正空気圧は車種によって違い、
原付バイクの説明書や、原付バイクのどこかに適正空気圧が書いてあるシールが貼ってありますので、確認しておきましょう。
探しても見つからない方は、インターネットなどの車種の紹介ページ等に書いてある場合がありますので、調べてみてください。
前輪と後輪は別
この時に注意して欲しいのは、前輪と後輪で適正空気圧が違うことです。
前輪と後輪では、タイヤへの負荷のかかり方が違いますので、前輪と後輪の空気圧を間違えて空気を入れてしまわないように注意してください。
適正空気圧が探してもわからない方は、一般的な原付バイクであれば、
適正空気圧は
- 前輪が150kPa
- 後輪が200kPa
程度ですので、そのくらいに設定おけば問題ないです。
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家庭用空気入れの使い方
原付バイクのタイヤは、一般的な自転車などに使用する空気入れで空気を入れることが可能です。
空気入れのバルブには、主に
- 「英式」
- 「米式」
- 「仏式」
の3種類があります。
一般的な原付には、米式のバルブが使われていますので、米式バルブ対応の空気入れを用意すれば、自宅で空気を入れることができます。
エアゲージ
もう一つ用意してもらいたいものが、エアゲージです。
エアゲージとは、タイヤの空気圧を測る機械で、エアゲージを頼りに、適正空気圧まで空気を入れることができます。
エアゲージの値段はピンキリで、正確な空気圧を測るものであれば結構な値段がしますが、
大まかに測れる安いものであれば、1,000円から買うことができ、安いものでも十分使えますので用意しましょう。
また、エアゲージ付きの空気入れもあり、空気入れとエアゲージが一体型になっており、別々に用意するよりも使い勝手が良いのでおすすめします。
使い方はシンプルで、エアゲージを見ながら適正空気圧まで空気を入れていけばOKです。
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ガソリンスタンドの空気入れの使い方
原付バイクのタイヤの空気は、ガソリンスタンドも入れてもらうことが可能で、ガソリンを入れてもらうついでに空気を入れてもらえます。
しかし、セルフスタンドの場合は、自分で空気を入れないといけません。
ガソリンスタンドに設置してある空気入れは、一般的な家庭用の空気入れと違うタイプの、
- 固定式空気入れ
- 移動式空気入れ
の2種類が存在します。
それぞれの空気入れの使い方を見ていきましょう。
固定式空気入れ
固定式空気入れは、ガソリンスタンドの端の方に固定してある空気入れで、原付バイクをその場所まで移動させて使用することができます。
固定式空気入れの使い方
- タイヤに入れたい空気圧を設定します。
だいたいの空気入れは、ダイアルを回して設定できます。 - タイヤのバルブに空気入れをセットします。
空気が漏れてしまわないように、きちんとセットしましょう。 - スイッチを押すと自動で先ほど設定した空気圧まで空気が入りますので、そのまま空気入れが止まるのを待ちましょう。
- 空気入れが止まったら、完了です。
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移動式空気入れ
移動式空気入れは、持ち運びできる空気入れで、基本的にガソリンスタンドのスタッフに声を掛けて貸し出してもらうことができます。
移動式空気入れの使い方
- タイヤのバルブに空気入れをセットします。
空気が漏れてしまわないように、きちんとセットしましょう。 - レバーを引くと、空気が入りますので、空気圧計を見ながら、適正空気圧まで入れましょう。
空気を入れすぎた場合も、空気を抜くスイッチもありますので大丈夫です。 - 適正空気圧まで空気が入ったら、完了です。
上記のものと作りが違うものも存在しますが、ガソリンスタンドのスタッフに使い方を聞けば、分かりやすく教えてくれます。
どちらも適正空気圧まで自動で空気を入れることができるので、非常に楽ですが、空気圧の設定など使い方を覚えておく必要があります。
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原付タイヤの空気圧についてのまとめ
原付バイクのタイヤの空気は、毎日乗ってもあまり乗らなくても意外と早く抜けてしまいます。
空気が少なくなったまま走行してしまえば、走行性能の低下やタイヤに負担がかかり、最悪パンクしてしまうこともあります。
月に一度はタイヤの空気圧を計り、少なくなったら入れるようすることをおすすめします。
忘れっぽい人は、給油毎に確認するのも良いかもしれません。
タイヤの空気を一度も入れたことがない人は、早めに空気圧の確認をして見てはいかがでしょうか。