原付バイクや排気量250cc以下のバイクの場合、車検がないため購入後は一度も点検をせず、乗り続ける人が多いです。
特に、原付バイクの場合は、その気軽さから、点検をしない人が多いです。
しかし、安全にバイクに乗るためには、定期点検や日常点検が必要で、異常があれば、修理やメンテナンスが必要になってきます。
定期点検や日常点検をしないで乗り続けると、バイクの不良でいつ事故を起こしてもおかしく状況です。
そこで、原付バイクの点検についてご紹介してみたいと思います。
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原付に安全に乗るための点検
原付バイクは乗った場合はもちろん、乗らずにいてもだんだんと老朽化していってしまいます。
長く運転して走行距離も長くなってくると、だんだんと部品が摩耗したりして不具合も起こりやすくなってきます。
定期的にバイクを点検していくことは、このような不具合に早く気付くことでもあり、安全という点でも不可欠なことです。
自身で気づかないことでも、点検時にそのまま放っておいたら大変なことになっていた不備が発覚したということもあります。
そのため、車検は義務化されていない原付バイクも定期的な点検を受けることはとても重要です。
点検は原付バイクを購入した店舗はもちろん、近くのバイク屋さんでしてもらうことができます。
そのような定期点検の依頼に対して、店舗はきちんと引き受けてくれるでしょう。
原付バイクを購入する時には点検整備なども含めて、長くつき合えるショップを見つけておくことは大切なことだといわれています。
また、半年に1回などの販売店での定期点検だけでなく、自身でも日常てきな点検を行って安心して原付バイクを乗れるようにしておくことも重要です。
原付バイクは気軽に乗れてしまうため、危険な乗り物であるという認識をあまり持っていない方がいますが、30km/hのスピードで走行するため、とても危険な乗り物です。
原付バイクによる事故の中には、バイク点検を怠ってしまったことで起こってしまった事故もあります。
事故が起こってからでは遅いのです。
まずは原付バイクを安心して乗れるようにしておきましょう。
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原付の日常点検の項目と頻度
日常点検を行う場合には、基本的に目視確認のチェックをしていきます。
基本的に、乗る前には次の箇所が適切であるかの確認を行いましょう。
・ブレーキの部分の遊びは適切か
・ブレーキ、ウィンカーなどのライト類は点灯するか
・スピードメーターの計器類はきちんと動くか
・ガソリンやエンジンオイルは足りているか
また、タイヤの摩耗状況やハンドルなどがきちんと機能するかどうか、ブレーキパッドの消耗などについては週に1度の頻度で点検するようにしましょう。
原付の定期点検の項目と頻度
定期点検は日常点検では確認できないような細かい部分の確認を行い、頻度としては最低でも1年に1回は行いましょう。
点検項目は店舗にもよりますが、基本的には以下の項目を行います。
・ハンドル操作がスムーズにできるか
・ステアリング・ステムの取付状態について
・フロント・フォークに損傷や曲がりなどがないか
・ブレーキ・ペダルやブレーキ・レバーについて
・遊びやブレーキの利き具合
・ロッド及びケーブル類の緩みについて
・マスタ・シリンダやホイール・シリンダなどの機能や摩耗や損傷の有無
・ブレーキ・ドラムやブレーキ・シュー、ブレーキ・ディスクやパッドの摩耗や損傷の有無
・タイヤやホイール、クラッチなどの状態
・チェーンなどの緩みなど
各項目いずれかに不備がある場合は、修理や交換などの対応をしましょう。
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原付の定期点検の費用は?
原付バイクの定期点検などをお店に依頼した場合の料金についてはそれぞれのバイクの状態や修理個所などによって異なります。
原付バイクの場合、8,000円前後が相場になります。
さらに細かいチェックが必要な場合や、珍しいバイクの場合はそれよりも高いこともあります。
基本的には8,000円が点検費用であり、修理や交換などが必要な場合は、そこに追加でお金が掛かります。
長く使っているバイクだと修理や交換する部品なども多くなり、修理代が高くなる場合があります。
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原付の点検についてのまとめ
原付バイクに乗る場合、安全に利用できるようにバイクの点検は不可欠といえます。
日常点検の場合は、気軽のできるのですが、やはり、プロに見てもらう定期点検がとても重要です。
値段は少し高いかもしれませんが、その金額で命が救えたと思えば安いものだと思います。
事故も自損であるとは限りません。他人を巻き込む可能性もあります。
日常点検や定期点検などをきちんと行って安全に原付バイクに乗れるようにしておきましょう。