「原付バイク」には「原付一種」と「原付二種」の2つが存在します。
これは、排気量によって分かれています。
「原付一種」は排気量が50ccまでの原付バイクのことを指し、
「原付二種」は排気量が51ccから125ccまでの原付バイクのことを言います。
さらに原付二種にはナンバープレートの色が2種類あります。
51ccから90ccまでは黄色で、
91ccから125ccまではピンク色のナンバープレートを付けることとなっています。
原付二種には原付一種にはないメリットがあります。
例えば、「2人乗りができる」や「制限速度が60km/h」などです。
しかし、小型二輪免許以上の運転免許を取得していなければならないというデメリットがあることも覚えておく必要があります。
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原付二種登録の手続き方法
近年、排気量50ccの原付バイクを125ccに上げることがよく行われています。
125ccに上げるということは、「『原付一種』から『原付二種』へ登録変更する」ということが必要になってきます。
原付二種を管轄しているのは各市町村ですので、登録変更を行うためには各市町村役所(役場)へ出向いて手続きを行わなければいけません。
これに関しては、各市町村によって手続きが異なってきますので出向く前に確認しておくほうが二度手間にならずに効率的でしょう。
一般的には
- 印鑑(認印で構いません)
- 標識(ナンバープレート)
- 自賠責の書類
- 改造申請書
- 標識交付証明書
などが必要となります。
役所での担当部署は主に「課税課」というところになります。
登録変更をするということは、手続き上「現在の原付バイクを廃車にして、原付二種に新しく登録(再登録)する」ということになります。
廃車申請を行った後、登録申請を行うことで新しいナンバープレートを受け取ることができます。役所での手続きもこれで完了となります。
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原付二種登録以外にもしなければいけないこと
これで「原付二種」の原付バイクとしての登録は完了しましたが、これだけで公道を走れるわけではありません。
自賠責保険の変更
自賠責保険の変更手続きは自分で手続きを行う必要があります。
当然、原付二種の自賠責に変更されていないまま公道を走ると警察に摘発されてしまいますので必ず手続きを行うことが求められます。
任意保険の変更
任意保険に加入している場合は、そちらも変更しなければなりません。
万一事故を起こしてしまった場合に適用されなくなってしまいますので絶対に変更しましょう。
マーキング
さらに、「マーキング」するということを忘れてはいけません。
「マーキング」とは、フロントフェンダーに白いラインを引きリアフェンダーに白い三角マークを付けることです。
これが「この原付バイクは『原付二種です』」ということを示すことになるのです。
マークの仕様は自由です。
自分で白いビニールテープを貼ってもいいし、白いマーカーで書いても構いません。
きれいにしたければ、バイクのパーツ屋さんに行くと専用のステッカーが販売されています。
これを利用するのもよいでしょう。
以上のことを行えば、行動を原付二種で走ることができるのです。
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まとめ
手続きはもちろん重要ですが、一番注意しなければならないのは「安全運転」です。
本来、最適にチューニングされているバイクをボアアップしているのですからバランスが悪くなっていることが考えられます。
事故など起こさぬように運転することが求められるのです。